NIKKO Hi-Mini cute アナログなメトロノーム
浜松市のギター教室、ハミングギター船越教室です。
最近は、オーディオインターフェースが全く手に入りませんね!
これは、流行病のせいでしょう!
僕が使っているオーディオインターフェースはYAMAHAのAG06と言うミキサー型のものです。
iPhoneでソロギター動画をそこそこの音質で撮れないかと、色々調べて行き着いたのですが、安いクセに、かなり使える代物でした!
僕が買った当初は、あまり使っている人がいなくて、そんなに知られていなかったのですが、とあるYouTuberが紹介した所、品薄状態になりました。
流行病のせいで、テレワークや音楽教室でもオンラインでレッスンをする所が増えてオーディオインターフェースが必要になったと言うタイミングとYouTubeに動画を投稿したい人が増えて需要が高まったタイミングと中国から物が入ってこないと言うタイミングが重なり入手困難状態になったのだと思われます。恐らくですけどね。
中古市場も値上がりしていて、中古が新品定価の倍ぐらいの値段で売られています。
そして、YAMAHAだけではなく、その他のメーカーもほとんど入手困難になっています。
そんな中、知り合いが、オーディオインターフェースが欲しいという事で、この事態が発覚しました。
びっくりしました。
そして!出会ったのです!このメトロノームに!

って話が読めませんよね。
実は、僕も協力してオーディオインターフェースを探し回ったのです。
まずはネット上で状況を調べて、こりゃ無理だと思い、実際に地元で長くやってる楽器屋さんなんかを巡ったりして、店員さんとオーディオインターフェースがどうなっているのか聞いたりしました。
その時に店頭にたまたまあったメトロノームがなんかレトロな雰囲気で気に入ってしまったのです。
それが、NIKKOのHi-Mini cuteと言うものでした。


時計とかもそうなんですが、機械物ってアナログなヤツがめちゃくちゃ好きなんです。
一度、祖母の家にあった故障した柱時計をバラして修理した事があり、電気を使わないでも動くゼンマイの仕組みや、歯車の組み合わせ、一見なんの理由でついているのか分からないパーツの意味がわかった時の感動が忘れられなくて、余計に好きです!
メトロノームもデジタルやアプリが圧倒的に多いですが、やはりアナログに惹かれてしまいます。
NIKKO Hi-Mini cute
既に廃盤品だった!
店頭にいつから置いてあるものかわからないけど、蓋にヒビが入っていた為、ネットで買うことにしました。
しかし、調べてみると既に廃盤品で、これも入手困難な状況でした。
むしろ、店頭に新品が置いてあるのが奇跡に思えました。
そして、割れがあるのを伝えてみると、なんと半額にしてくれました。
日本製

ちょっと見にくいですがmade in japanと書いてあります。
今の時代、日本製は珍しいです。
NIKKOってメーカーをよく知らなかったので少しだけ調べてみました。
日工精機 株式会社
1953年創業
老舗メトロノーム専門メーカー
独自のシステムでキレのあるメトロノーム、カウント音質と耐久性を実現し、部品製造から組み立てまで、全て国内自社工場で一貫生産を行なっている、メトロノームのエキスパート企業。
と言うことみたいです!
ホント、素晴らしい!
ギターもそうですが、国内で生産するのが難しい時代に、こだわって良い物を作り続けているメーカーは凄いと思います。
手のひらサイズで持ち運びも便利

このサイズ感がまたいいんですよね。
小さいのでギターケースにも楽々入ります。
音も小さいですが、特に問題なさそうです。
終わりに
メトロノームは登山で言うとコンパスみたいなものだなと個人的には思います。
メトロノームに合わせることで、間違った箇所にも気づきやすくなります。
特にクラシックギター独奏やソロギターは誰に合わせることもなく自由に弾くことができます。なのでメトロノームを嫌う人もいるようです。
リズムに縛られて自由な演奏ができなくなる!と実際に言っている人もいますが、自由な演奏とは何か?
本当に自由なら簡単にメトロノームにも合わせることができるはずです。
メトロノームに合わせる事なく好き勝手に弾くことは自由とは言えない気がします。それは、ただのメチャクチャな演奏と言うのではないでしょうか?
メトロノームに合わせることが出来た上で意図的にリズムをズラしたりできるのが自由な演奏だと個人的には思います。

こう言う物こそ気に入った物を使う事により、ギターを弾くのが一段と楽しくなる気がします。
前置きのオーディオインターフェースの話が長くなりました。
この記事はメトロノームの記事です。