ギターも熱中症にかかる
浜松市のギター教室、ハミングギター船越教室です。
暑い日が続いておりますが、皆さま水分補給して、熱中症には十分お気をつけください。
教室では、手ぶらで来てもギターのレッスンを受けて頂けるように、皆さまに使って頂けるギターを何本か用意してあります。
その中の1本、良治3号が熱中症にかかりました。
これは、一階のカギ屋に置いておいたのですが、日当たりがめちゃくちゃいい所なので、夏は蒸し風呂見たく熱くなります。
朝、店をオープンさせたらギターの弦がデロンデロンになってるから、弦が切れたかな?
と思ったのですが、よく見たらブリッジごと剥がれてました。
なぜブリッジが剥がれたのか?
ギターに使われている接着剤は、修理ができるように、熱を加えると剥がれるようになっています。
そしてブリッジには弦の張力が掛かっています。
そこそこの熱に張力が加わり簡単に剥がれてしまうのです。
夏に車の中にギターを放置すると、すぐに剥がれてしまうので、注意が必要です。
もし、暑い所に行く場合は、念のため弦を緩めておいた方がいいでしょう。
ブリッジが剥がれてしまったらどうしたらいいの?
これは、買った楽器屋に持っていくか、近くにギター製作の職人さんがいたら、修理依頼をしましょう。
ブリッジが剥がれたらギターが二度と使えなくなる訳ではないので安心してください。
ブリッジの接着作業
良治3号は、かなりの安物ギターなので、修理に出すのは躊躇われました。なので自分で修理します!
修理に必要な物
1.ギターのサウンドホールからブリッジに届くC型クランプを2〜3個
2.楽器修理用のボンド
3.マスキングテープか養生テープ
修理開始
まずは、ブリッジを貼り付ける部分をマスキングテープか養生テープで囲います。
次は、楽器修理用のボンドをつけます。
ボンドをつけたら、位置決めした所からズレないように貼り付けて、C型クランプでガッチリ固定します。
真ん中以外は微妙にクランプが届かなかったので、適当な板をかませました。
サンダーの刃を使っているのは気にしないでください笑
素人がやる事だからこんなもんです。
この修理は、恐らく正しくないです。
失敗して楽器が使えなくなってもいいから自分でやってみたいと言う人だけ自己責任で参考にしてみてください。
高級なギターは、必ずプロに見せましょう!
固定したまま2〜3日放置して接着作業は完了です。
養生テープを剥がして、弦を張ってみたら問題なく使えました。
終わりに
夏場のギターの保管には注意しましょう。
特に車の中に長時間放置しないようにしてください。
後、先程も書きましたが、修理は必ずプロに依頼してください。
自分でやる場合は自己責任です。
この記事の修理方法は素人がブリッジの接着に挑戦してみたものに過ぎません。
あまり参考にはしないでください。