Aria Pro2 PE-R80

1983年製 Aria Pro2 PE-R80

浜松市のギター教室、ハミングギター船越教室です。

突然ですが、皆さん!ギターを始めたキッカケはなんですか?

友達がギターを持っていて自分もやりたくなった。
モテたかった。
家の押入れの奥に眠っていたギターを見つけたから。

人それぞれギターを始めたキッカケは違うと思います。
僕は、中学生の頃、いきなり母親が一台のエレキギターを持ち帰ってきた事がキッカケでした。

PE-R80
PE-R80

ちょっと興奮気味に、どうしたの?それ!と聞くと、どうやら兄がギターをやりたいと言い出したらしく、会社に出入りしている業者さんにそれを話したら、いらないギターがあるからあげるよ!と言うことになり貰ってきたのだそうです。

それから兄がギターを弾くのをずっと見ていて自分もギターを弾きたい!と言う気持ちが強くなりお年玉で安いギターを買い、僕のギター人生がスタートしました。

その後、兄はすぐにギターに飽きて、貰ったエレキギターはどんどん物の中に埋れてゆき、十数年後、僕がそのギターを掘り起こしました。

そのギターがAria Pro2のPE-R80だったのです。

ジャパンビンテージ?

僕は、ずっとクラシックギターとフォークギターしかやってこなかったので、エレキギターに関する知識は0でした。
貰ったギターの存在を思い出し、可哀想だからちゃんと使ってあげたくて、掘り起こした後、ギタリストの知り合いにこれはどう言うギターなのか聞きにいきました。

知り合いに見せると第一声が、売ってくれ!でした。
自分の物ではなかったけど、思い入れのあるギターだから売る気はないよと告げ、色々教えてもらいました。

今ではジャパンビンテージなんて言われているようで、昔、エレキギターブームがあったときに、色々なメーカーがこぞってコピーモデル、オリジナルモデルを作っていたそうです。

そのジャパンビンテージの中でもAria Pro2のPEシリーズPE-R80がクオリティも高く1番人気だったそうです。

マツモク工業と言う所が作った完全日本製ですが、1987年2月にマツモク工業は円高の煽りを受け、解散しているみたいです。

今の時代、殆どのギターは海外で作られたものですし、例え日本製と謳っていても、海外でそれぞれのパーツを作り日本で組み立てたら日本製となってしまうようなので、本気の日本の技術が詰まったギターがジャパンビンテージと呼ばれ人気が出ているのもわかる気がします。

人によっては、違和感を感じると否定的な意見もあるようですが、、、そこに関しては、僕はどっち派でもないです。

PE-R80の良いところ

もう完全に僕個人の感想なので、だからなんだよ!?程度に受け止めてください。

ボディのアーチドトップ&バック

PE-R80 ボディ
PE-R80 ボディ
PE-R80 ボディバック
PE-R80 ボディバック

ちょっと写真だと分かりづらいのですが、ボディがフラットではなく立体的な加工がされています。トップだけでなくバックも!これが、なんとも魅力的!

ネックの継ぎ目の美しさ

PE-R80 セットネック
PE-R80 セットネック

セットネックの継ぎ目が、カクカクしてなくて滑らかな加工です。更にハイポジションが弾きやすく、ヒールを斜めにカットしてある所が素晴らしい!

コントロール類のボディの落とし込み加工

PE-R80 落とし込み加工
PE-R80 落とし込み加工
PE-R80 落とし込み加工2
PE-R80 落とし込み加工2

これも写真がわかりにくいのですが、コントロール類が全てボディの落とし込み加工がされていて、丁寧な作りが伺えます。

ナットやネジが真鍮製

PE-R80 ナット
PE-R80 ナット

これは少し驚いたのですが、ナット真鍮製なんです。あまりエレキギターの事を知らないので、僕が無知なだけかも知れないですが、真鍮製ナットは初めて見ました。その他にもネジも全て真鍮製のものが使われていました。

セレクターやコントロール類の蓋が木製

PE-R80 蓋
PE-R80 蓋

これも驚いたのですが、木製の蓋もまず見かけない気がします。
しかもアーチ状の立体的ボディに合わせて作ってあるし、これは本当に凄い。
PRSなんかの100万円ぐらいするモデルで木製の蓋は見かけますが10万円以下のギターでは、これは無いと思います。

その他にもハムバッカーがシングルに切り替わるとかあるんですが、このくらいにしておきます。

1つだけ短所を言うならば重い所ですかね。個体差もあるらしいのですが4〜5kgほど重量があるみたいです。

最後に

Aria Pro2 PE-R80は、僕にとってはギターを始めるキッカケとなった特別なギターです。

兄がギターをやりたいと言い出した事。
母がたまたま出入りしていた業者さんにそれを話した事。その業者さんが、どうせ捨ててしまうギターだからと持ってきてくれた事。

僕の知らない所で起きていた出来事が、僕をギターの道へと導いてくれた事は間違いありません。
もちろん、この事がなくてもギターを手にしていたかもしれませんが、様々な偶然とご縁のお陰で今の自分がある、その事に感謝しております。

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