YAMAHA NCX700
浜松市のギター教室、ハミングギター船越教室です。
数年前に動画撮影の為にエレガットを検討していました。
その頃は、撮影の仕方も色々と検討していて、マイク撮りにするか、ライン撮りにするか、どんな機材を使えばいいのか、撮影はiPhoneでしたい、とか色々ありまして、試行錯誤してました。
エレガットを買うことを決めても、何を買おうか悩んでました。
予算的にゴダンとかはキツい
安くても信頼できそうなモノを探していて、楽器屋にYAMAHAのエレガットが沢山展示してあったのを思い出し、調べていく内にYAMAHAのNXシリーズが良いのではないかと思いました。
殆どのネット通販のレビューに目を通したり、YouTubeで音を確認したり、デザインだったり、素材、どんなモデルがあるのか、とか
それで、NXシリーズの1番安いモデルが予算的にも、クオリティ的にも良いと判断して購入しました。
注文して、届いて、開封したら、作りが綺麗で1発で気に入りました!
ただ、やはりラインで音を作るのに慣れていないので、YouTubeで見たような音は再現できませんでした笑
まあ機材も違うだろうし、自分なりの音作りをすれば良いと思います。
そんな感じで今回はYAMAHAのエレガット、NCX700の紹介をしたいと思います!
YAMAHA NCX700 の仕様

トップ:スプルース単板
サイド、バック:ナトーまたはサペリ
ネック:ナトー
指板、ブリッジ:ローズウッド
ナット幅:52mm
スケール:650mm
エレクトロニクス:SYSTEM61(ARTシステム)
NCXラインナップ
NXシリーズは2009年に発売
ナイロン弦のサウンド特性に合わせて開発されたA.R.T.ピックアップ&プリアンプシステムを搭載
2種類のボディタイプ、クラシックギターの演奏感覚を備えたNCXシリーズとアコースティックギターの演奏感覚を備えたNTXシリーズがあります。
NCX2000R
380,000円(税抜)2009年8月発売
NCXシリーズトップモデル
手工品
- クラシカルスタイルボディ
- 表板はA.R.E.処理を施したえぞ松単板
- 裏板・側板はローズウッド単板
- A.R.T. 2way ピックアップシステム搭載(SYSTEM-61)
NCX2000FM
380,000円(税抜)2009年8月発売
手工品
- クラシカルスタイルボディ
- 表板はA.R.E.処理を施したえぞ松単板
- 裏板・側板はフレイムメイプル単板
- A.R.T. 2way ピックアップシステム搭載(SYSTEM-61)
NCX1200R
120,000円(税抜)2009年8月発売
中国製
- クラシカルスタイルボディ
- 表板はシトカスプルース単板
- 裏板・側板はローズウッド単板
- A.R.T. 2way ピックアップシステム搭載(SYSTEM-61)
NCX900R
90,000円(税抜)2009年8月発売
中国製
- クラシカルスタイルボディ
- 表板はシトカスプルース単板
- 裏板・側板はローズウッド
- A.R.T. 2way ピックアップシステム搭載(SYSTEM-61)
NCX900FM
90,000円(税抜)2009年8月発売
中国製
- クラシカルスタイルボディ
- 表板はイングルマンスプルース単板
- 裏板・側板はフレイムメイプル
- A.R.T. 2way ピックアップシステム搭載(SYSTEM-61)
NCX700
62,000円(税抜)2011年11月発売
中国製
- クラシカルスタイルボディ
- 表板はスプルース単板
- 裏・側板はナトーまたはサペリ
- A.R.T. 2way ピックアップシステム搭載(SYSTEM-61)
NCX2000と言う品番があるのは知らなかった。1200がこのシリーズの1番の高級モデルだと思っていましたが違いましたね。詳しくはコチラ
しかも手工品!一度、弾いてみたいと思いました!
僕のNCX700は1番安いモデルです。
しかし、馬鹿に出来ません。
作りも綺麗で音のバランスも良く、弾きやすい設定になってます。
なかなか気に入っているので長くお付き合いできれば良いですね!
YAMAHA NCX700 の紹介
ここからは僕のNCX700を紹介して行きます!
ピックアップ

こちらはコントロールになりますが、チューナーも搭載されています。
YAMAHAさんが開発したA.R.T.ピックアップ、プリアンプシステムだそうです。
このピックアップシステムは高級モデルも廉価モデルも同じ物が搭載されています。
色々検討する中でこのピックアップシステムが決め手の一つになりました。

ジャックはお尻から挿します。
バック材

合板のバック材ですが模様が気に入ってます。
角度や光の加減で見え方が全然違うので写真では伝わりづらいのですが、黄金色っぽいのと炎の様な模様が良いのです!
ロゼッタ

このロゼッタのデザインもこのシリーズのギターの特徴ですね。店頭に置いてあるのを初めて見た時もこのロゼッタが印象的だったのを覚えています。
ブリッジ

外国紳士のお髭のようなブリッジ
YAMAHAのホームページにはニッコリ笑いかけるようなシェイプと書いてありました。
これも個性的ですね。
ロゼッタと同様ギターのキャラクターを際立たせています。
ヘッド

シンプルなデザインと綺麗な作りが良いですね。
ペグのつまむ所の色が特徴的でオシャレです。
トラスロッド

ちょっと見えにくいのですが、、、トラスロッドが通ってます。
ネットショッピング等で見かける同じモデルはヘッド側に回すところがあったのですが、僕のNCX700はサウンドホールの中でした。
年代で違うのか?ちょっとわからないですが、調整できるのはありがたいですね!
2020年秋〜冬にかけてフルモデルチェンジ
NXシリーズはこの秋〜冬にかけてフルモデルチェンジするそうです。
今までのNXシリーズは既に生産完了してしまっています。
さらに進化した素晴らしいモデルに生まれ変わるのかもしれません!
終わりに
演奏動画を撮り出してから、色々試行錯誤しました。
その過程でエレガットを検討しました。
今はマイクで撮っているのでエレガットを使わなくなってしまったのですが、最近、なかなか手に入らない小型のある機材が手に入った事から、野外での演奏動画を撮る事ができるようになりました。
ギターをラインで撮って自然の音をマイクで拾うスタイルで自然の音とギターの音を上手くミックスさせられます。そこで、眺めの良い所や近所の公園みたいな所で撮影するようになりました。
外での撮影はエレガットが必要です。
これから色々な演奏動画を撮っていくつもりなので、まだまだNCX700にはお世話になると思います。
音作りが思っていた以上に難しくて苦戦してますが、、、
そんな感じで今回はYAMAHAのNCX700の紹介でした。
長くなりましたが読んで頂きありがとうございました。
何もエフェクトをかけていない演奏↑
軽くリバーブをかけた演奏↑ 音が割れている箇所があります。
キツめのリバーブをかけた演奏↑